サドヤがお届けする、醸しの甲州ワイン。近年話題の”オレンジワイン”です。 発酵初期の72時間、甲州ブドウの果皮と果汁を一緒に浸し保持しました。 ぶどうの果皮成分の抽出を目的としています。これにより、フェノール成分、 色素成分、カリウム等が増大し、ワインの香り、味わいに独自の厚みと広がり を与えています。 2016ヴィンテージまでは、発酵初期の醸しを48時間としていましたが、 2017ヴィンテージ以降は、醸しを24時間増やし、更にワインの香り、 味わいの厚みが増しています。 燻したようなボリューム感のある香りと味わいから”スモーク”と名づけました。 【オレンジワイン (Orange Wine)】 赤、白、ロゼに続く第4のワインカラーとして注目を集めているオレンジワイン。 白ワインは通常、除梗、破砕後、直ちにに圧搾され、取り出された果汁のみを発酵させるが、オレンジワインの場合は、果皮や種を、長時間果汁と接触させたまま造ります。白ワイン用のブドウを用いて赤ワインと同じ造り方をするため、オレンジの色調となります。 白ワインを醸造する際、品種の個性を引き出すために、果皮、種などを発酵前に果汁と数時間接触させる(スキンコンタクト)を行う場合があるが、オレンジワインの場合は、されに長時間にわたりスキンコンタクトを行うため、フェノール分やタンニン分が抽出され味わいに厚みを、また独自のオレンジ色の色調をワインに与えています。 この醸造法のルーツはワイン発祥の地、ジョージアに8000年前から伝わる『クヴェヴリ』を使用した伝統的な製造法にあるといわれています。 ※『クヴェヴリ』を使った伝統的なワイン製造法は、2013年12月にユネスコの無形文化遺産として認められています。 |