サドヤブログSADOYA Blog
『スギちゃんの旅はワイルド!』の収録がありました。
【日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤ】
- 2018年06月27日
- TV メディア カベルネ・ソーヴィニヨン セミヨン スギちゃんの旅はワイルド シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場 ワイナリー見学 観光 ぶどう品種
いつもご覧いただきありがとうございます。
日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤです。
先日、CS放送の「旅チャンネル」「スギちゃんの旅はワイルド!」の収録で
“スギちゃん”がサドヤにお越しになりました。
終始、笑いの絶えない楽しい収録現場で、何と言っても“スギちゃん”の気さくで
とても感じの良い人柄が一番の魅力でした。
放送は、8月の第1週くらいを予定しているそうです。
詳しい放送予定等が解りましたら再度お知らせさせて頂きます。
「スギちゃんの旅はワイルド」
http://www.tabichan.jp/travelogue/sugichan_wild
【メルマガアーカイブ】新酒(ヴァン ロゼ ヌーボー 2016)の瓶詰めを行いました! (2016年10月29日配信)
- 2018年06月25日
- ワイン造り メルマガアーカイブス カベルネ・ソーヴィニヨン ワインと食材の相性 2016年10月 文化の日 マスカット・ベーリーA 詰口作業 生ハム シーフード 無花果 新商品 季節の商品 ロゼ ワイン ワイナリー見学 観光 甲府の気候 ぶどう品種 国民の祝日
私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!
みなさまこんにちは、今回で8回目の登場となります、蔵人の寺井です。
11月3日解禁、山梨ヌーボーの瓶詰めを昨日、10月27日に行いました。
山梨県では、様々なぶどう品種が栽培され、ワインが醸造されています。それぞれ、品種により
収穫時期が異なり、デラウェアーや巨峰などの新酒ワインは一足先に発売されていますが、
日本が世界に誇る、日本の固有品種、甲州とマスカット・ベーリーAで造られた新酒ワインを
「山梨ヌーボー」と命名して解禁日を設けたそうです。
“山梨県ワイン酒造組合”に加盟しているワイナリー間での決め事、業界内での自主規定では
ありますが、決まりを設ける事により業界が一致団結して、「山梨ヌーボー」のプロモーションに
取り組んでいます。
サドヤの新酒は、毎年色鮮やかなロゼワインです。山梨県産マスカット・ベーリーAを主体に、
サドヤ農場産カベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュ。セパージュ比率は75:25です。
秋空のように澄み渡った、爽やかな味わいのワインに仕上がりました。
解禁日は11月3日となりますので、皆様にはもう少しお待ち頂く事になりますが、少しでも
今年の新酒をイメージして頂く一助になればと思い、テイスティングコメントを書かせて頂きたい
と思います。
サドヤ ヴァンロゼ ヌーボー 2016 2016/10/28 寺井 健治
澄んだ輝きのある、淡いサーモンピンクの色調。
ジャンブは中庸、全体的に新酒らしく溌剌とした若々しい印象の外観です。
瓶詰め直後の為か、香りの第一印象はやや控えめではありますが、
時間の経過とともに、ストロベリーや、ラズベリーなどのやや甘い印象を
持った、ベリー系の果実の香り、そしてその奥から、スミレやバラなど
の赤い花を連想させる、たおやかな香りを感じる事ができます。
全体的な香りの印象としては、新酒らしい、真っ直ぐで、爽やかな香りがお楽しみ頂けます。
アタックは軽やかでスムースな印象。ドライな味わいですが、ワイン初心者の方でも
スラリと飲めてしまいます。フレッシュで活き活きとした酸味が心地よく、程よい果実味と
酸味がバランス良くまとまりスマートな味わいです。
外観の印象以上に、タンニン分もしっかりとしており、新酒としては余韻もやや長め。
新酒らしいフレッシュな爽やかさと、しっかりとした飲みごたえ、両方を感じる事が出来る
仕上がりです。
ロゼワインは、ピンク色をした食材との相性がピッタリです。旬を迎えた無花果や柿などの果実を
プロシュートで巻いて、エビやサーモンなどのピンク色の食材と一緒に。シーフードパエリアや
ピザなどと合わせて頂くのもお薦めです。
解禁日まで、皆様には今しばらくお待ち頂きますが、その出来栄えは私が保証致します。
是非、楽しみにお待ち下さい。
※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります
今日6月21日は、二十四節気のひとつ「夏至」です。
【日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤ】
- 2018年06月21日
- カベルネ・ソーヴィニヨン ぶどう畑 今日は何の日 夏至 シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場 シャトーブリヤン ワイナリー見学 乃東枯(なつかれくさかるる) 観光 甲府の気候 二十四節気 ぶどう品種
いつもご覧いただきありがとうございます。
日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリーサドヤです。
今日6月21日は、二十四節気の一つであり、1年でいちばん昼が長く、
夜が短くなる頃、「夏至」です。
夏の暑さは、まだまだこれからが本番ですが、昼の時間はこれから「冬至」に向かって
日に日に短くなってゆくのですから、なんだか不思議な感じもします…。
ワイナリー敷地内の見本園、カベルネ・ソーヴィニヨンも日に日に果房が肥大し、
“ぶどう”らしくなってきています。
【メルマガアーカイブ】カベルネ・ソーヴィニヨンのマセラシオン(醸し)
(2016年10月15日配信)
- 2018年06月18日
- ピジャージュ(パンチング ダウン) ワイン造り ルモンタージュ(ポンピング オーバー) メルマガアーカイブス カベルネ・ソーヴィニヨン 2016年10月 醸し(マセレーション・スキンコンタクト) シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場 シャトーブリヤン ワイナリー見学 観光 ぶどう品種
私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!
みなさまこんにちは、今回で6回目の登場となります、
サドヤのSNS等でもご報告をさせて頂きましたが、 今週は今年最後のカベルネ・ソーヴィニヨンの
仕込みを行いました。
これで、忙しく緊張感のある仕込み作業も一段落、
と、なれば良いのですが、中々そうもまいりません。現在、
(醸し発酵)の途中であり、圧搾やマロラクティック発酵(
ワインを貯蔵、育成する段階で、ようやく一段落と言った所です。
今日は、マセラシオン(醸し発酵)中に行う作業について、
赤ワインでは、アルコール発酵中に炭酸ガスの圧力で、
果皮、果肉、種などの固形物が液面の上部に押し上げられて、
このままでは、液体と、果皮や種子が分離されてしまい、
(渋みの主成分であるタンニン分等)
種子を充分に接触させて、
※英語では(punching down)とルモンタージュ(Remontage)※英語では(pumping over)です。
ピジャージュ(Pigeage) ※英語では(punching down)
液面に押し上げられた果帽を、足や手、棒などを用いて突き崩し、
主に、開放タンクを用いてマセラシンを行う場合に使用される、
清酒醸造に於ける「櫂入れ」
ルモンタージュ(Remontage) ※英語では(pumping over)
タンク下部から、液体をポンプ等で汲み上げて、
ルモンタージュを行い、
出来るだけ満遍なく果帽に注ぐ必要があります。
人的労力削減の為に、
で見て行う、現在の方式に落ち着きました。ただし、
アルコール発酵による、炭酸ガスが大量に発生しています。
入れない事です。炭酸ガスを大量に吸い込むと、頭に「ガーン」
最悪の場合は窒息死をする場合もあるのです。
ピジャージュやルモンタージュを1日に行う回数は、
ごとに流儀があり、定まった回数というのはありませんが、2回〜
サドヤではこの作業のことを伝統的に「天地返し」
今年の作業も、残す所「あと少し」となって来ました。
今年仕込んだワインを、皆様のもとにお届け出来るのは、まだ、
※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。
【メルマガアーカイブ】サドヤ農場産カベルネ・ソーヴィニヨンの仕込みを行いました!! (2016年10月8日配信)
- 2018年06月14日
- Optical Sorting Machine(光学式選果機) ワイン造り メルマガアーカイブス カベルネ・ソーヴィニヨン 除梗・破砕 2016年10月 醸し(マセレーション・スキンコンタクト) サドヤ農場 ぶどう畑 フィロキセラ シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場 シャトーブリヤン ワイナリー見学 ぶどう品種
私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!
みなさまこんにちは、今回で5回目の登場となります、
サドヤのSNS等でご報告させて頂きましたが、
仕込みを中心に作業を行いました。サドヤでは他に先駆けて、昭和11年(
からカベルネ・ソーヴィニョンの栽培を続けています。
カベルネ・ソーヴィニヨンは代表的な赤ワイン用のぶどう品種で、
今では世界中で栽培されいます。メドックの5大シャトーを始め、ナパ・
ワインファンなら誰もが知る、世界の銘酒の主要セパージュ(ぶどう品種)
1990年代の遺伝子研究で、カベルネ・
カベルネ・フラン(黒ぶどう)
カベルネ・ソーヴィニヨンは、今日のボルドーの名声を、
間違いありません。
しかし、以外にも「名声の歴史」
19世紀後半に、ボルドーのぶどう畑にフィロキセラ(
になった時期があります。フィロキセラに耐性のあるアメリカ系(Vitis labrusca)の台木に、
ヨーロッパ系(Vitis vinifera)の穂木を接木することにより、
のですが、
相性が余り良くなく、
スター品種になっていったようです。
サドヤでは、昭和11年からカベルネ・
輸入した約40種類の苗木を試験栽培し、
が残りました。
このような話を先代から聞いた事があります。
大手酒造メーカーがワイン事業に進出する際、サドヤからカベルネ・
譲り受けた事があるそうです。
現在では、苗木は専門業者から購入することが一般的ですが、
自体が珍しかった時代の話です。サドヤ農場は、日本のカベルネ・
日本のワイナリーの中では、どこよりも長くカベルネ・
サドヤですが、更なる品質の向上を目指し、
Optical Sorting Machine(光学式選果機)の導入です。
未熟果果梗等を取り除き、酒質の向上を目指します。
用いた手作業に比べ時間の短縮が可能であり、長い目で見た場合、
おいても優れた結果を出せるのではないかと考えています。
中々文字だけで説明するのは難しいのですが、
Europress Optical Sorting Machine
サドヤに新たに導入したOptical Sorting Machine(光学式選果機)
ご覧になれます。
初の試みであり、酒質の向上、
したいと思います。シャトーブリヤンやそのセカンドワイン、シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場
のより一層の品質の向上を目指し、設備だけなく、我々造り手も、
思います。
仕込みもいよいよ終盤に差し掛かりつつあります。
終えられるよう全力を尽くしてまいります。どうぞ、
※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。