サドヤブログSADOYA Blog
【メルマガアーカイブ】「ゴールデン ジンジャーワイン」の瓶詰めを行いました!(2016年12日10日配信)
- 2018年07月28日
- イベント オーナーヴ 火入れ(pasteurization) ワイン造り メルマガアーカイブス ジンジャーワイン ブルーベリー+ワイン 詰口作業 2016年12月 太陽のマルシェ 甘口ワイン 観光 酒税
私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!
みなさまこんにちは、今回で14回目の登場となります、
普段は蔵の中にいる事が多い私ですが、今日12月10日(土)
小野部長と一緒に、勝どきの「太陽のマルシェ」に出店しています。
お世辞にも接客が上手とは言えない私ですが、
お願い致します。接客は不得手な私ですが、
という自負があります。
昨日(12月9日)の事となりますが、しばらく欠品をしていた「
詰口作業を行いました。甘口のワインの為、火入れを行いますので、
貼付け作業を行う事が出来ません。ラベルの貼り付け、パッケージングが終了次第、
ご案内をさせて頂きます。
「ゴールデン ジンジャーワイン」は「オーナーヴ」、「ブルベリー + ワイン」と並ぶ、数少ない
サドヤの甘口ワインとなります。日本の酒税法上は「甘味果実酒」
一体どのようなお酒なのでしょうか。甘口のワインは皆「甘味果実酒」
今日は日本の酒税法上に於ける、「果実酒」と「甘味果実酒」
※Vin doux naturel(ヴァン・ドゥー・ナチュレル)や Vins de liqueur( ヴァン・ド・リケール)等、
製法上の違いについても触れたい所ですが、長くなりますので、
「果実酒」
1.果実(及び水)
2.果実(及び水)、
※「糖類」とは「政令で定める糖類」で砂糖、
糖類というよりは、アルコール発酵を促す際に使われる「糖類」(
※果実酒の定義として上記以外にもあと2項目ありますが、
ワイン醸造の一般的な製造法として、果汁に発酵を促す為の糖類(
甘口のワインでもアルコール分が15%未満のものは、「果実酒」となります。
書いてないワインは「甘くない」という事にはならないのです。
「甘味果実酒」
甘味果実酒とは、果実酒に糖類ブランデー等を混和したものです。
1.アルコール分が15%以上の果実酒類
2.砂糖、ぶどう糖、果糖以外の糖類を加えたもの
3.色素を加えたもの
4.ブランデー等、アルコール類を加えたとき、
5.薬草抽出液、香味料を加えたもの。
※ブランデー等のアルコール分を添加した場合は、
あることとされています。9/10を超える場合はリキュール、
纏めると、「甘味果実酒」
混和したり、果実酒に薬草などの植物の成分を加えたもの、
ジンをベースとした人気カクテル「マティーニ」の副材料となる、
味わいですが、日本の酒税法上は「甘味果実酒」という扱いになります。
ドライ・ベルモットのような例外もありますが、「甘味果実酒」
をベースに醸造された「甘いお酒」と考えてよいと思います。
「甘いお酒は…。」
マディラなど…、偉大な甘口のワインが沢山あります。
今日はそれらに変わって、
魅惑の甘口ワインの世界を、どうぞお楽しみ下さい。
1,620円
山梨県産赤ワイン・ブランデー(フィーヌ・エクストラ)
辛口の赤ワインに砂糖で甘みを、ブランデーで芳醇な香りを加えました。
マディラタイプのデザートワインです。
1,080円
輸入ワイン・ブルーベリー果汁
赤ワインに、ブルーベリー果汁を加えたカクテル感覚の甘口ワインです。
普段、ワインにあまり親しみのない方にも親しみやすい味わいです。
※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。
【メルマガアーカイブ】ワインが増税!? 急いで飲め!! (但し4年後…、7年後の話ですが…。) (2016年11月26日配信)
- 2018年07月14日
- オーナーヴ メルマガアーカイブス 2016年11月 フィーヌ・エクストラ(1960年産ブランデー) 甘口ワイン 酒税
私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!
みなさまこんにちは、今回で12回目の登場となります、
私が書いた、
TV、新聞等のニュースで既にご存知の方も多いかと思いますが、
などにかかる酒税を2020年10月より段階的に見直し、
という事です。ビールは減税となりますが、発泡酒、
ワインメーカーの私としては、
どうやら、
ビールなどにかかる酒税の見直しに合わせて、
纏めたそうです。今日は我々酒造業者にとって切っても切れない「
頂きたいと思います。
皆様は「酒税」という税金をご存知ですか? 端的にお酒に掛かる税金という事になるのですが、
酒税法では、「アルコール分1度以上の飲料」を酒類と定めた上、
清酒、焼酎、ビール等、17種類に分類され、
現在、ワイン(果実酒)の酒税は1kl(1,000リットル)
1本当たり、¥57.6が酒税となります。一方、
換算すると1本当たり、¥86.4が酒税となります。
この清酒とワインの酒税を、2020年10月、
纏めたそうです。この案では、清酒、
清酒は減税、ワインは増税という形になります。
720ml換算で1本当たり¥14.4の増税と、
2019年10月の消費増税と合わせて、
サドヤで製造してる酒類は、ワイン(果実酒)
参考までにそれぞれの税率ですが…。
甘味果実酒
1kl当たり¥120,000、(
加算が無い場合で720ml換算で1本当たり、¥86.4、
※可能であれば、甘味果実酒も統一の酒税にして頂き、
ブランデー
1kl当たり¥370,000、(
加算が無い場合で720ml換算で1本当たり、¥266.
余談ではありますが、日本の酒税の歳入額は約1兆円。
また、酒税の主な使い道ですが、一般財源として、
(※地方交付税の使い道でも一番大きなもの、
酒税 = 公務員のお給料 と、考えても良いのかも知れません。)
今日は「これで貴方も高額納税者」
セールスには不向きな表現ですね…。反省しています…。
1本当たり(500ml換算)で酒税が約¥195。
当然の結果と言えますね。
1本当たり(720ml換算)で酒税が約¥93.6。
商品ですね。
※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。