TOP > サドヤブログ > シャトーブリヤン

サドヤブログSADOYA Blog

今日6月21日は、二十四節気のひとつ「夏至」です。
【日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤ】

LINEで送る

  • 2018年06月21日
  • カベルネ・ソーヴィニヨン ぶどう畑 今日は何の日 夏至 シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場 シャトーブリヤン ワイナリー見学 乃東枯(なつかれくさかるる) 観光 甲府の気候 二十四節気 ぶどう品種 

いつもご覧いただきありがとうございます。
日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリーサドヤです。

 

今日6月21日は、二十四節気の一つであり、1年でいちばん昼が長く、

夜が短くなる頃、「夏至」です。

夏の暑さは、まだまだこれからが本番ですが、昼の時間はこれから「冬至」に向かって
日に日に短くなってゆくのですから、なんだか不思議な感じもします…。

 

ワイナリー敷地内の見本園、カベルネ・ソーヴィニヨンも日に日に果房が肥大し、

“ぶどう”らしくなってきています。

【メルマガアーカイブ】これぞロイヤルブランドの底力 宮内庁御用達を自宅で味わう!(2016年10月20日配信)

LINEで送る

  • 2018年06月19日
  • おとなの週末 書籍・雑誌 週間朝日 メルマガアーカイブス メディア 2016年10月 宮内庁御用達 シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場 シャトーブリヤン 

私、波多野が今回の最新情報をお届け致します!

 

みなさまこんにちは、サドヤワインショップ店長の波多野です。
嬉しいことに、最近2つの雑誌に紹介して頂きました。

 

一つ目は、「おとなの週末」2016年11月号、66ページにサドヤのワインが掲載されています。

正確には、いつもサドヤのワインをお取り扱い頂いている、阿佐ヶ谷の老舗酒店「酒ノみつや」さん を

紹介してる記事なのですが、その中でしっかりと、サドヤのワインも紹介していただいています!! ( ´∀`)bグッ!

山梨には「おとなの週末」で紹介されているような、「角打ち」は少ないので、ちょっと羨ましいですね…。

そしてもう一つは「週刊朝日」2016年10月28日号、「これぞロイヤルブランドの底力宮内庁御用達を自宅で味わう。」
のコーナーでサドヤのワインを紹介して頂いています。掲載は132ページです。

記事の中でも触れられていますが、「宮内庁御用達」という言葉は現在では使われていないそうです。
「宮内省御用達」という制度は明治24年に確立され、戦後も「宮内庁御用達」と名前を変えて存続していた
そうなのですが、昭和29年に廃止されたそうです。

 

制度こそなくなりましたが、皇室ゆかりの品を造り続けて来たと思うと、大変に誇らしい気持ちになります。

今日はいつもとは違い、少しだけ厳かな気分でサドヤのワインを楽しみたいと思います。

 

※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。

【メルマガアーカイブ】カベルネ・ソーヴィニヨンのマセラシオン(醸し)
(2016年10月15日配信)

LINEで送る

  • 2018年06月18日
  • ピジャージュ(パンチング ダウン) ワイン造り ルモンタージュ(ポンピング オーバー) メルマガアーカイブス カベルネ・ソーヴィニヨン 2016年10月 醸し(マセレーション・スキンコンタクト) シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場 シャトーブリヤン ワイナリー見学 観光 ぶどう品種 

私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!

 

みなさまこんにちは、今回で6回目の登場となります、蔵人の寺井です。
サドヤのSNS等でもご報告をさせて頂きましたが、 今週は今年最後のカベルネ・ソーヴィニヨンの
仕込みを行いました。

これで、忙しく緊張感のある仕込み作業も一段落、ほんの少しだけですが、気が抜けるようになります…。
と、なれば良いのですが、中々そうもまいりません。現在、タンクの中に送られた、ぶどうはマセラシオン
(醸し発酵)の途中であり、圧搾やマロラクティック発酵(MLF)を行い、タンク内や木樽、瓶内等で
ワインを貯蔵、育成する段階で、ようやく一段落と言った所です。

 

今日は、マセラシオン(醸し発酵)中に行う作業について、少しお話をしたいと思います。

赤ワインでは、アルコール発酵中に炭酸ガスの圧力で、果汁と一緒にタンク内に運ばれた
果皮、果肉、種などの固形物が液面の上部に押し上げられて、果帽と呼ばれる固い層を形成します。
このままでは、液体と、果皮や種子が分離されてしまい、充分に接触出来ずに、果皮や種子の持つ成分
(渋みの主成分であるタンニン分等)の抽出が不十分となってしまいます。その為、果汁と果皮、

種子を充分に接触させて、抽出効果を上げる為の撹拌作業が必要となります。ピジャージュ(Pigeage)

※英語では(punching down)とルモンタージュ(Remontage)※英語では(pumping over)です。

 

ピジャージュ(Pigeage) ※英語では(punching down)

液面に押し上げられた果帽を、足や手、棒などを用いて突き崩し、液体に沈める手法です。
主に、開放タンクを用いてマセラシンを行う場合に使用される、ブルゴーニュ地方の伝統な手法です。
清酒醸造に於ける「櫂入れ」の作業に近いものを想像して頂いても良いかと思います。

 

ルモンタージュ(Remontage) ※英語では(pumping over)

タンク下部から、液体をポンプ等で汲み上げて、果帽の上から注いで循環させる手法です。サドヤでは
ルモンタージュを行い、赤ワイン発酵中の成分抽出を行っています。ルモンタージュを行う際、液体を

出来るだけ満遍なく果帽に注ぐ必要があります。シャワー状の吹き出し口で注いだり、人力でホースの注ぎ口を移動しながら行う方法がありますが、サドヤでは人力でホースの注ぎ口を移動しながら、果帽に液体を注いでいます。

人的労力削減の為に、シャワー状の吹き出し口を採用した事もありましたが、最終的には「人の目」
で見て行う、現在の方式に落ち着きました。ただし、これには危険も伴います。タンク内からは
アルコール発酵による、炭酸ガスが大量に発生しています。作業中、頭の位置は絶対にタンク内に
入れない事です。炭酸ガスを大量に吸い込むと、頭に「ガーン」と殴られたような衝撃が走り、
最悪の場合は窒息死をする場合もあるのです。

 

ピジャージュやルモンタージュを1日に行う回数は、求めるワインのスタイルの違いや、ワイナリー
ごとに流儀があり、定まった回数というのはありませんが、2回〜4回程度という所が一般的のようです。

サドヤではこの作業のことを伝統的に「天地返し」と呼んでいます。

 

今年の作業も、残す所「あと少し」となって来ました。最後まで気を抜かずに、皆様に美味しいワインをお届け出来るよう、全力を尽くします。皆様からの「美味しい」の一言が何よりの励みとなります。

今年仕込んだワインを、皆様のもとにお届け出来るのは、まだ、もう少し先となりますが、必ず素晴らしいワインに仕上げますので、どうぞ期待してお待ち下さい。

 

※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。

【メルマガアーカイブ】サドヤ農場産カベルネ・ソーヴィニヨンの仕込みを行いました!! (2016年10月8日配信)

LINEで送る

  • 2018年06月14日
  • Optical Sorting Machine(光学式選果機) ワイン造り メルマガアーカイブス カベルネ・ソーヴィニヨン 除梗・破砕 2016年10月 醸し(マセレーション・スキンコンタクト) サドヤ農場 ぶどう畑 フィロキセラ シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場 シャトーブリヤン ワイナリー見学 ぶどう品種 

私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!

 

みなさまこんにちは、今回で5回目の登場となります、蔵人の寺井です。
サドヤのSNS等でご報告させて頂きましたが、今週はサドヤ農場産カベルネ・ソーヴィニヨンの

仕込みを中心に作業を行いました。サドヤでは他に先駆けて、昭和11年(今から80年前)

からカベルネ・ソーヴィニョンの栽培を続けています。

カベルネ・ソーヴィニヨンは代表的な赤ワイン用のぶどう品種で、フランスのボルドー地方を始め、

今では世界中で栽培されいます。メドックの5大シャトーを始め、ナパ・ヴァレーのオーパスワンなど、

ワインファンなら誰もが知る、世界の銘酒の主要セパージュ(ぶどう品種)となっています。

1990年代の遺伝子研究で、カベルネ・ソーヴィニョンはソーヴィニヨン・ブラン(白ぶどう)

カベルネ・フラン(黒ぶどう)の自然交配で誕生した品種である事が明らかとなりました。

カベルネ・ソーヴィニヨンは、今日のボルドーの名声を、支えているぶどう品種であることは

間違いありません。

しかし、以外にも「名声の歴史」はさほど古くはないというのです。

19世紀後半に、ボルドーのぶどう畑にフィロキセラ(ブドウネアブラムシ)が蔓延し壊滅状態

になった時期があります。フィロキセラに耐性のあるアメリカ系(Vitis labrusca)の台木に、

ヨーロッパ系(Vitis vinifera)の穂木を接木することにより、この難局を乗り切る事が出来た

のですが、それまでの主要品種であった、マルベックや、カルメネールといった品種は台木との

相性が余り良くなく、代わりにアメリカ系の台木との相性が良かった、カベルネ・ソーヴィニヨンが

スター品種になっていったようです。

サドヤでは、昭和11年からカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培を続けています。当時フランスから

輸入した約40種類の苗木を試験栽培し、甲府の気候風土に適した品種としてカベルネ・ソーヴィニヨン

が残りました。

 

このような話を先代から聞いた事があります。名前を聞けば誰もが知っている、

大手酒造メーカーがワイン事業に進出する際、サドヤからカベルネ・ソーヴィニヨンの苗木を

譲り受けた事があるそうです。

 

現在では、苗木は専門業者から購入することが一般的ですが、まだまだ、ヨーロッパ系の醸造専用品種

自体が珍しかった時代の話です。サドヤ農場は、日本のカベルネ・ソーヴィニヨンの発祥の地なのです。

 

日本のワイナリーの中では、どこよりも長くカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培と醸造を続けてきた

サドヤですが、更なる品質の向上を目指し、今年から新たな取り組みを行っています。

Optical Sorting Machine(光学式選果機)の導入です。光学式センサーを用い、効率的に腐敗果や

未熟果果梗等を取り除き、酒質の向上を目指します。導入コストは掛かりますが、従来の選果台を

用いた手作業に比べ時間の短縮が可能であり、長い目で見た場合、酒質の向上だけでなく、コスト面に

おいても優れた結果を出せるのではないかと考えています。

 

中々文字だけで説明するのは難しいのですが、興味ある方は是非リンク先の動画をご覧下さい。
Europress Optical Sorting Machine
サドヤに新たに導入したOptical Sorting Machine(光学式選果機)が実際に稼働している姿が

ご覧になれます。

初の試みであり、酒質の向上、その成果については未だ解りませんが、今後の仕上がりに期待を

したいと思います。シャトーブリヤンやそのセカンドワイン、シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場

のより一層の品質の向上を目指し、設備だけなく、我々造り手も、自分自身を磨き続けて行きたいと

思います。

 

仕込みもいよいよ終盤に差し掛かりつつあります。最後まで気を抜かずに、無事今年の仕込みを

終えられるよう全力を尽くしてまいります。どうぞ、皆様の温かい応援を宜しくお願い致します。

 

※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。

『シャトーブリヤン 1962 赤』のご予約を開始致しました。
【日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤ】

LINEで送る

  • 2018年06月13日
  • メルロ TV メディア カベルネ・ソーヴィニヨン ワインと食材の相性 マツコの知らない世界 チョコレート シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場 シャトーブリヤン ぶどう品種 オールドヴィンテージ 

いつもご覧いただきありがとうございます。
日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリーサドヤです。

 

018年6月12日、TBS系列で20:57より放映された「マツコの知らない世界」にて
「シャトーブリヤン 1962 赤」が紹介されました。

番組をご覧になった、多くの方から嬉しいお言葉をいただきました。

ありがとうございます。

 

こちらのワインは通常年に1回のみ、年末に販売をさせて頂いておりますが、多くの
お問い合わせを頂き、特別に「先行予約」をさせて頂いております。

 

詳しくは商品ページをご覧くださいませ。

『シャトーブリヤン 1962 赤』

Categoryカテゴリー

RSSリーダーで購読する

ブログ
メールマガジン
株式会社サドヤ
Facebook
Twitter