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北杜市明野町産ソーヴィニヨン・ブランの仕込み。(除梗・破砕)
【日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤ】

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  • 2018年09月07日
  • 収穫(Vendange) 圧搾 ワイン造り ソーヴィニヨン・ブラン 除梗・破砕 ぶどう畑 白露 七十二候 二十四節気 ぶどう品種 草露白(くさのつゆしろし) 

いつもご覧いただきありがとうございます。
日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤです。
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北杜市明野町産ソーヴィニヨン・ブランの仕込みを行いました。
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除梗、破砕後に圧搾機へ果房を送り、果汁を取り出します。

北杜市明野町産ソーヴィニヨン・ブランがワイナリーへ運びこまれました。
【日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤ】

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  • 2018年09月07日
  • 収穫(Vendange) 圧搾 ワイン造り ソーヴィニヨン・ブラン 除梗・破砕 ぶどう畑 白露 七十二候 二十四節気 ぶどう品種 草露白(くさのつゆしろし) 

いつもご覧いただきありがとうございます。
日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤです。
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北杜市明野町で収穫されたソーヴィニヨン・ブランがワイナリーへ運びこまれました

これから仕込みを行います。

2018ヴィンテージ最初の仕込みを行いました。(メルロ)
【日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤ】

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  • 2018年08月23日
  • メルロ Optical Sorting Machine(光学式選果機) ワイン造り 除梗・破砕 処暑 七十二候 二十四節気 ぶどう品種 綿柎開(わたのはなしべひらく) 

いつもご覧いただきありがとうございます。
日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤです。

 

2017ヴィンテージ最初の仕込みを行いました。品種はメルロです。

 

 

除梗・破砕機にぶどうを通した後オプチカルソーター(光学式選果台)で
選果を行いタンクへと醪を送ります。

【メルマガアーカイブ】サドヤ農場産カベルネ・ソーヴィニヨンの仕込みを行いました!! (2016年10月8日配信)

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  • 2018年06月14日
  • Optical Sorting Machine(光学式選果機) ワイン造り メルマガアーカイブス カベルネ・ソーヴィニヨン 除梗・破砕 2016年10月 醸し(マセレーション・スキンコンタクト) サドヤ農場 ぶどう畑 フィロキセラ シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場 シャトーブリヤン ワイナリー見学 ぶどう品種 

私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!

 

みなさまこんにちは、今回で5回目の登場となります、蔵人の寺井です。
サドヤのSNS等でご報告させて頂きましたが、今週はサドヤ農場産カベルネ・ソーヴィニヨンの

仕込みを中心に作業を行いました。サドヤでは他に先駆けて、昭和11年(今から80年前)

からカベルネ・ソーヴィニョンの栽培を続けています。

カベルネ・ソーヴィニヨンは代表的な赤ワイン用のぶどう品種で、フランスのボルドー地方を始め、

今では世界中で栽培されいます。メドックの5大シャトーを始め、ナパ・ヴァレーのオーパスワンなど、

ワインファンなら誰もが知る、世界の銘酒の主要セパージュ(ぶどう品種)となっています。

1990年代の遺伝子研究で、カベルネ・ソーヴィニョンはソーヴィニヨン・ブラン(白ぶどう)

カベルネ・フラン(黒ぶどう)の自然交配で誕生した品種である事が明らかとなりました。

カベルネ・ソーヴィニヨンは、今日のボルドーの名声を、支えているぶどう品種であることは

間違いありません。

しかし、以外にも「名声の歴史」はさほど古くはないというのです。

19世紀後半に、ボルドーのぶどう畑にフィロキセラ(ブドウネアブラムシ)が蔓延し壊滅状態

になった時期があります。フィロキセラに耐性のあるアメリカ系(Vitis labrusca)の台木に、

ヨーロッパ系(Vitis vinifera)の穂木を接木することにより、この難局を乗り切る事が出来た

のですが、それまでの主要品種であった、マルベックや、カルメネールといった品種は台木との

相性が余り良くなく、代わりにアメリカ系の台木との相性が良かった、カベルネ・ソーヴィニヨンが

スター品種になっていったようです。

サドヤでは、昭和11年からカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培を続けています。当時フランスから

輸入した約40種類の苗木を試験栽培し、甲府の気候風土に適した品種としてカベルネ・ソーヴィニヨン

が残りました。

 

このような話を先代から聞いた事があります。名前を聞けば誰もが知っている、

大手酒造メーカーがワイン事業に進出する際、サドヤからカベルネ・ソーヴィニヨンの苗木を

譲り受けた事があるそうです。

 

現在では、苗木は専門業者から購入することが一般的ですが、まだまだ、ヨーロッパ系の醸造専用品種

自体が珍しかった時代の話です。サドヤ農場は、日本のカベルネ・ソーヴィニヨンの発祥の地なのです。

 

日本のワイナリーの中では、どこよりも長くカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培と醸造を続けてきた

サドヤですが、更なる品質の向上を目指し、今年から新たな取り組みを行っています。

Optical Sorting Machine(光学式選果機)の導入です。光学式センサーを用い、効率的に腐敗果や

未熟果果梗等を取り除き、酒質の向上を目指します。導入コストは掛かりますが、従来の選果台を

用いた手作業に比べ時間の短縮が可能であり、長い目で見た場合、酒質の向上だけでなく、コスト面に

おいても優れた結果を出せるのではないかと考えています。

 

中々文字だけで説明するのは難しいのですが、興味ある方は是非リンク先の動画をご覧下さい。
Europress Optical Sorting Machine
サドヤに新たに導入したOptical Sorting Machine(光学式選果機)が実際に稼働している姿が

ご覧になれます。

初の試みであり、酒質の向上、その成果については未だ解りませんが、今後の仕上がりに期待を

したいと思います。シャトーブリヤンやそのセカンドワイン、シャトーブリヤン ミュール サドヤ農場

のより一層の品質の向上を目指し、設備だけなく、我々造り手も、自分自身を磨き続けて行きたいと

思います。

 

仕込みもいよいよ終盤に差し掛かりつつあります。最後まで気を抜かずに、無事今年の仕込みを

終えられるよう全力を尽くしてまいります。どうぞ、皆様の温かい応援を宜しくお願い致します。

 

※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。

【メルマガアーカイブ】マスカット・ベーリーAの仕込みを行いました!! (2016年9月24日配信)

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  • 2018年06月04日
  • ワイン造り メルマガアーカイブス 2016年9月 除梗・破砕 マスカット・ベーリーA オルロージュ モンシェルヴァン ワイナリー見学 観光 甲府の気候 ぶどう品種 

私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!

 

みなさまこんにちは、今回で3回目の登場となります。蔵人の寺井です。
今週はマスカット・ベーリーAの仕込みが作業の中心となりました。雨の日が多く、ぶどうの収穫には

大変に気を使いました。今日は日本の固有品種、マスカット・ベーリーAについて少しお話をさせて

頂こうと思います。

マスカット・ベーリーAは、「日本ワインぶどうの父」川上善兵衛氏によりマスカット・ハンブルグ

(黒ぶどう)を父として、ベーリー(黒ぶどう)を母として1927年に交配、1931年に結実し誕生し

た、日本固有の交配品種です。

 

名前に“マスカット”という文字が入る為、良く“白ぶどう”と勘違いされる事もあるのですが、

出来上がったワインをご覧頂ければお解りになりますように、マスカット・ベーリーAは“黒ぶどう”です。

 

少し解りにくいかも知れませんが、“黒ぶどう”と“白ぶどう”を交配して出来た“黒ぶどう”

(マスカット・ハンブルグ)と、“黒ぶどう”と“白ぶどう”を交配して出来た“黒ぶどう”

ベーリー)を交配して出来た“黒ぶどう”がマスカット・ベーリーAという事になります。

 

ですから“黒ぶどう”とは言え、“白ぶどう”の系統も流れていますし、名前の“マスカット”

父であるマスカット・ハンブルグのさらに父の、マスカット・オブ・アレキサンドリアから

来ているものと思われますので、皆様が“白ぶどう”と勘違いをされてしまうのも無理はない

かも知れません。

 

“黒ぶどう”と“白ぶどう”という言葉の連続で何だか、判り難い文章になってしまいましたね…。

本当はもっと、マスカット・ベーリーAという、ぶどうの持つ特徴などについてお話をさせて頂き

たかったのですが、それは次の機会に譲り、マスカット・ベーリーAを使用したサドヤのワインの

ご紹介をさせて頂きたいと思います。

 

 

オルロージュ 赤


ファーストヴィンテージは2012年産、サドヤが初めてマスカット・ベーリーAを主体にして造った

ワインです。セパージュの比率は概ねMBA(マスカット・ベーリーA)80%、CS(カベルネ・ソーヴィニヨン)20%です。今では、サドヤの看板商品に成長しました。

 

モンシェルヴァン 赤

輸入ワイン(チリ産メルロ)を主体としたデイリーワインですが、ニューワールドらしいボリューム感のある味わいに、マスカット・ベーリーAをブレンドし、日本人好みの爽やかな香味のバランスに仕上げています。

 

仕込みが続き、まだまだ気の抜けない日々が続きます。皆様に美味しいワインをお届け出来るよう、これからも努力を続けてまいります。どうぞ、ご期待下さい。

 

※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。

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