TOP > サドヤブログ > ワイナリー見学

サドヤブログSADOYA Blog

2018年6月11日のワイナリー見学について。
【日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤ】

LINEで送る

  • 2018年06月11日
  • 芒種 七十二候 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる) 営業案内 ワイナリー見学 観光 甲府の気候 二十四節気 

いつもご覧いただきありがとうございます。
日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリーサドヤです。

 

台風5号の接近に伴い、活発化している梅雨前線の影響で、甲府は朝から雨が振り
続けています。皆様のお住まいの地域では如何でしょうか…?

まことに申し訳ありませんが、本日14:00以降のワイナリー見学は、地下セラーの清掃作業の為
お休みさせて頂いております。

 

ご理解と、ご了承の程をお願い致します。

【メルマガアーカイブ】甲州「醸し」の仕込みを行いました!!
(2016年10月1日配信)

LINEで送る

  • 2018年06月07日
  • ワイン造り メルマガアーカイブス 2016年10月 醸し(マセレーション・スキンコンタクト) 甲州 甲州ワイン ワイナリー見学 ぶどう品種 

私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!

 

みなさまこんにちは、今回で4回目の登場となります、蔵人の寺井です。
ワイナリーではいよいよ仕込みの最盛期、忙しい日々を送らせて頂いております。
今週は日本の固有品種「甲州」の仕込みが作業の中心となりました。

サドヤでは昨年から、通常の甲州の仕込みとは別に「醸し」の甲州の仕込みを行っています。

白ワインは通常、除梗、破砕後、直ちに圧搾し、取り出された果汁のみを発酵させますが、

「醸し」仕込みの場合、果皮や種を、長時間果汁と接触させたまま造ります。

 

白ワイン用のぶどうを用いて、赤ワインと同様の造りをする為、出来上がったワインの色は、

オレンジの色調となります。白ワインを醸造する際、品種の個性を引き出す為に、果皮、種などを

発酵前に果汁と数時間接触させる(スキンコンタクト)を行う場合がありますが、「醸し」仕込みの

場合は、更に長時間に渡りスキンコンタクトを行います。

私達が醸出した「甲州醸し 2015 SMOKE – スモーク -」の場合は、発酵初期の48時間、

甲州ぶどうの果皮と果汁を一緒に浸し保持しました。ぶどうの持つ果皮成分の抽出を目的と

しています。これにより、フェノール成分、色素成分、カリウム等が増大し、ワインの香り、

味わいに独自の厚みと広がりを加えています。

 

今年の甲州の「醸し」仕込みですが、スキンコンタクトの時間は昨年と同様、48時間行いましたが、

新たな試みとして昨年とは違う“酵母”を使用してみました。昨年の仕込みの際

「甲州醸し 2015 SMOKE – スモーク -」には、シュール・リー製法の

「サドヤ 甲州シュール・リー 2015 「緑」 – Green -」と同じ酵母“uvaferm 228”
を使用したのですが、今年は“Lalvin ICV-D47”を使用してみました。

 

昨年、セミヨンの樽発酵を行った際、2種類の酵母を使用したのですが、一方の酵母を使用した樽の方が

アルコール発酵が活発になるまでの時間がより短いように感じられました。それが“Lalvin ICV-D47”です。

 

スキンコンタクトの時間を昨年と同様に行った場合、アルコール発酵が活発になるまでの時間が

短い酵母を使用した方が、より果皮成分の抽出が出来るのではないか?と、考えた為です。

酵母を替えてみた事により今年の甲州の「醸し」仕込みのワインは、「甲州醸し 2015 SMOKE – スモーク -」よりも、

より個性豊かな味わいになる事を目指しています。どのような味わいに仕上がるのかが楽しみです。

 

来週からはいよいよ、カベルネ・ソーヴィニヨンの仕込みが始まる予定です。

皆様に美味しいワインをお届け出来るよう、来週も精一杯努力致します。どうぞ、ご期待下さい!!

 

※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。

梅雨晴
【日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤ】

LINEで送る

  • 2018年06月07日
  • 芒種 七十二候 蟷螂生(かまきりしょうず) ワイナリー見学 観光 甲府の気候 二十四節気 

いつもご覧いただきありがとうございます。
日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリーサドヤです。

 

昨日(2016年6月6日)気象庁は、山梨県を含めた関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる、

と発表しましたが、一夜明けると、清々しい梅雨の晴れ間となりました。

しかし、これから週末にかけては梅雨時らしい天気が続くそうです。

2018年6月5日のワイナリー見学について。
【日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリー サドヤ】

LINEで送る

  • 2018年06月05日
  • 芒種 七十二候 蟷螂生(かまきりしょうず) 営業案内 ワイナリー見学 観光 甲府の気候 二十四節気 

いつもご覧いただきありがとうございます。
日本で初めてワイン専用ブドウ品種でワインを醸したワイナリーサドヤです。

ワイナリー敷地内にある、樹齢100年のヒマラヤ杉の消毒作業を行っています。

まことに勝手ではございますが、お客様と作業の安全性を最優先し,

本日、すべての回のワイナリー見学をCLOSEDとさせて頂いております。

 

ご理解と、ご了承の程をお願い致します。

 

【メルマガアーカイブ】マスカット・ベーリーAの仕込みを行いました!! (2016年9月24日配信)

LINEで送る

  • 2018年06月04日
  • ワイン造り メルマガアーカイブス 2016年9月 除梗・破砕 マスカット・ベーリーA オルロージュ モンシェルヴァン ワイナリー見学 観光 甲府の気候 ぶどう品種 

私、寺井が今回の最新情報をお届け致します!

 

みなさまこんにちは、今回で3回目の登場となります。蔵人の寺井です。
今週はマスカット・ベーリーAの仕込みが作業の中心となりました。雨の日が多く、ぶどうの収穫には

大変に気を使いました。今日は日本の固有品種、マスカット・ベーリーAについて少しお話をさせて

頂こうと思います。

マスカット・ベーリーAは、「日本ワインぶどうの父」川上善兵衛氏によりマスカット・ハンブルグ

(黒ぶどう)を父として、ベーリー(黒ぶどう)を母として1927年に交配、1931年に結実し誕生し

た、日本固有の交配品種です。

 

名前に“マスカット”という文字が入る為、良く“白ぶどう”と勘違いされる事もあるのですが、

出来上がったワインをご覧頂ければお解りになりますように、マスカット・ベーリーAは“黒ぶどう”です。

 

少し解りにくいかも知れませんが、“黒ぶどう”と“白ぶどう”を交配して出来た“黒ぶどう”

(マスカット・ハンブルグ)と、“黒ぶどう”と“白ぶどう”を交配して出来た“黒ぶどう”

ベーリー)を交配して出来た“黒ぶどう”がマスカット・ベーリーAという事になります。

 

ですから“黒ぶどう”とは言え、“白ぶどう”の系統も流れていますし、名前の“マスカット”

父であるマスカット・ハンブルグのさらに父の、マスカット・オブ・アレキサンドリアから

来ているものと思われますので、皆様が“白ぶどう”と勘違いをされてしまうのも無理はない

かも知れません。

 

“黒ぶどう”と“白ぶどう”という言葉の連続で何だか、判り難い文章になってしまいましたね…。

本当はもっと、マスカット・ベーリーAという、ぶどうの持つ特徴などについてお話をさせて頂き

たかったのですが、それは次の機会に譲り、マスカット・ベーリーAを使用したサドヤのワインの

ご紹介をさせて頂きたいと思います。

 

 

オルロージュ 赤


ファーストヴィンテージは2012年産、サドヤが初めてマスカット・ベーリーAを主体にして造った

ワインです。セパージュの比率は概ねMBA(マスカット・ベーリーA)80%、CS(カベルネ・ソーヴィニヨン)20%です。今では、サドヤの看板商品に成長しました。

 

モンシェルヴァン 赤

輸入ワイン(チリ産メルロ)を主体としたデイリーワインですが、ニューワールドらしいボリューム感のある味わいに、マスカット・ベーリーAをブレンドし、日本人好みの爽やかな香味のバランスに仕上げています。

 

仕込みが続き、まだまだ気の抜けない日々が続きます。皆様に美味しいワインをお届け出来るよう、これからも努力を続けてまいります。どうぞ、ご期待下さい。

 

※過去に配信したメールマガジンのアーカイブです。リンク先等が変更になっている場合もあります。

Categoryカテゴリー

RSSリーダーで購読する

ブログ
メールマガジン
株式会社サドヤ
Facebook
Twitter